近年、AI技術を利用した迷惑メールが急増しております。
対策の一つとして、「私はロボットではありません」と表示されるのを見かけると思います。
これは認証システムといわれるもので、自動的に迷惑メールの送信をブロックすることができます。
通常、弊社で作成させていただいているホームページでは、迷惑メールをなるべく防ぐために、メールアドレスを記載をせずに、メールフォームを使ったメールの送信システムを導入させていただいております。
しかし、最初に書いたような迷惑メールは、そのメールフォームを介して、迷惑メールを送ってきています。
この認証システムを使用した際には、メールを送ってくださるお客様からすれば、煩わしく感じられるかと思いますが、その背景には大きなリスクが潜んでいます。
メールフォームから送信いただくと、通常は送信いただいた方のメールアドレス宛にメールの内容の控えが、自動返信で送られるようにしています。
大量の迷惑メールに対して、自動返信が行われると、逆にこのメールを送り返した行為が、迷惑メールの送信と誤解されます。
そのことで、自社のドメインがブラックリストに登録される恐れがあります。
ブラックリストに登録されると、そのドメインからのメールがGmailの宛先に届かなくなります。
さらに検索エンジン上での表示が制限されるなど、多大な不利益を被る可能性があります。
特に、Gmail（Gmailに転送も含む）やGoogleのサービスをご利用の方は、このリスクが高まります。
迷惑メールでお困りの方は、一度ご相談ください。