シリーズものなので、つい観てしまうX-MEN。
人にはおすすめできない内容だったが、僕は満足でした。
原作はスーパーマンやバットマンほどメジャーではないアメコミのシリーズ。
特殊な能力を持つミュータントたちが敵味方に分かれて
目から光線を出したり、嵐を起こしたりして戦います。
そもそもX-MENのシリーズは、何でもありの超人合戦なのでリアリティーがない。
斬られても撃たれても死なないキャラクターが主役だったりします。
だから、面白く作るのがとても難しい映画です。
今までのシリーズがそれなりに面白かったのは奇跡的なこと。
今作はまあ、だから普通です。
アポカリプスは常に違和感(作りものっぽい)を感じさせる存在でした。
砂漠の岩場のようなところで決めポーズをとる敵のコスプレ集団は
あまりにも変な格好で、観ていて現実に引き戻されてしまいます。
悲しそうな顔で一緒にいるマグニートーも可哀想だった。
ストーリーもちょっとよくわからない感じでしたが、
まあ若いストームや、ハゲになるプロフェッサー、想定より可愛くないジーン、
雪山に飛び出していくあの人。高速移動の大活躍など、
そういうものが見れただけで満足。
ちなみに映画館は、ほかのお客さんがいない、完全な貸切状態でした。
スタッフは3人?
ずっとこんな感じのはずなのでちょっと心配です。